FC2ブログ
ADMIN TITLE LIST
nanami.gif



エドワード・ギボン『ローマ帝国衰亡史』。
テオドール・モムゼン『ローマ史』。
この世界的に有名な二大ローマ史も「ローマの建国から滅亡まで」のすべての歴史を描いたものではない。

ヨーロッパの原点である古代ローマの全史(通史)を書くことに世界で始めて、たった一人で挑戦したのは日本人作家だった。
十五年という長き歳月をかけて――――。


と、最大級の賛辞を贈っている。
まさに快挙。
で、インタビュー記事なぞ↓

塩野七生「ローマ人の物語」15年かけ、ついに完結 : sannkei web

最初に湿っぽいことを記しておく。
塩野七生の本は父が生前よく読んでいた。で、10月に亡くなったが、最終巻を読まずに亡くなったのはさぞかし残念だったろう。

 「ルネサンスとは、1000年もの間キリスト教に導かれてきたが、欧州人の人間性はちっとも向上しないではないか、という問題意識から起こったものです。そこでルネサンス期の人々が注目したのがキリスト教以前の古代ギリシャと古代ローマだったのです。マキャベリは、宗教や哲学によって人間性は向上するものではない、と考えるローマ人のリアリズムに触れて《人間とは何か》を学び、善も悪も併せ持つという人間性の現実を直視したうえで、統治のあり方を考えるようになりました。私がマキャベリにひかれるのは、彼が人間に対してリアリズムに徹したまなざしを持っているからです」

『ローマ史』としないで『ローマ人の~』としたところが偉いところ。
『人』が歴史を作る、ということを描きたかったんでしょう。
素晴しい。

スポンサーサイト





















管理者にだけ表示を許可する



| HOME |

Design by mi104c.
Copyright © 2019 Design without design, All rights reserved.