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『鏡よ鏡 この世で一番美しい人はだれ?』

いわゆるカルト映画。薔薇の葬列・・・。耽美的な響きとその映像がセンセーショナルだった(アンダーグラウンドで)。1970年ロンドンで上映された『薔薇の葬列』を観たスタンリー・キューブリックが次回作『時計仕掛けのオレンジ』のビジュアルの参考としたともコメントしてたりする。

問題は『美しさ』。
はたして、ピーターが美しいのかなぁなんて。
なんか妙に下膨れなんだけどなぁ・・・。

パゾリーニの『アポロンの地獄』でも描かれたオイディプスの悲劇は、この映画では母を殺した少年がそれと知らずに父と交わるというふうに、舞台を現代に移し関係は反対になる。「倒錯」した世界を舞台にした「倒錯した近親相姦」の世界。しかも「現代のオイディプス」は一国の王ならぬゲイバーの「女王」だ。冒頭にボードレール『悪の華』の一節「われは傷口にして刃、いけにえにして刑吏」という字幕が掲げられるように、ことさらに戯画化されて描かれたこの映画は、悲劇の不可能な時代に突きつけた監督松本俊夫の悪意の刃なのかもしれない。

こうした文学的なオマージュなんかが好きな人にはたまらないんでしょう。わかるヒトにはわかるんでしょう。

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